ありがとう「平成」!! 福島県テレビ番組の歴史を振り返る!
「平成」も残りわずか。
時代の変化とともに変化してきた、福島県の民放テレビ史をまとめました。
※毎度のごとくWikipediaを参考にしているため、正確性は保証いたしませんのでご了承の上で。
本当は、図書館とかで関連資料調べたかったのですが間に合わず断念。
GWで時間が空いたらやってみますね。
冒頭特集:福島県内民放一覧と改元前後の状況、平成の変化。
FCT福島中央テレビ
1970年 4月 1日開局 郡山市池ノ台 4 日本テレビ系列
◆開局から19年。
開局時のフジ・NET(現:テレ朝)ネットから、1年後には日テレ・NET(現:テレ朝)のネットに変わり、福島放送の開局で日テレフルネット局となった昭和時代も終わりを告げ、平成へ。
平成元年に現在も「ゴジてれChu!」が放送されているKスタジオが完成した。
視聴率は県内で最古参のFTVに全日・ゴールデン・プライムの全てで2〜3ポイント届かず県内2番手だった。
平成に入っても大きな変化はなかったものの、徐々にTUFとFCTが視聴率を伸ばし、少しずつではあったが、FTVの視聴率を削っていった。
平成3年 7月第2週・10月第1週に3冠王
平成4年 4月〜6月の春季平均初三冠王、9月第2週、10月第1、2週に3冠王
ターニングポイントとなったのは、平成6年。
県内初の夕方ワイド「ゴジてれシャトル」の放送開始に踏み切った年。
日テレ系を中心に各県初の夕方ワイドが次々スタートしていた時期で、FCTは東北でも特に最初期に放送が開始された。この年に視聴率がFTVに肉薄。
年間視聴率では、全日を0.2ポイント差まで縮め、ゴールデン・プライムも差は1ポイント以下になっていた。年度視聴率では初の年度3冠王を獲得した。
平成7年。
FTVの一強時代を打ち破ったのは、FCTだった。
年間視聴率FTVの3冠をすべて奪い、FCTが3冠に。その後数年間に渡り3冠を死守し続けた。年間三冠王、2年連続年度三冠王。
平成8年 「ゴジてれシャトル」平均12.2%で県内民放4局中トップ。
平成9年 「ゴジてれシャトル」2時間平均12%で他局を圧倒。
平成10年 「ゴジてれシャトル」年度視聴率が番組開始以来過去最高。
日本テレビの好調も続き平成20年台後半以降は毎週のように3冠を連発。
夕方3時間ワイドを押し出した「ゴジてれChu!」も16時台に県内民放が一局もローカルに進出しないこともあり堅調な放送であった。
そして平成ラストとなる、平成30年度も3冠を獲得した。
平成では、自社製作の単発ドラマ「タチアオイの咲く頃に」を県内民放として初制作。
本放送では県内民放トップ視聴率を獲得し、幾度となく再放送され、人気を博した。
KFB福島放送
◆開局から8年。
開局当初の慌ただしさも落ち着きつつあった同局は、情報番組の開始を模索。
その中で、平成2年放送開始、同年春新入社員を起用した「あいうえお天気目玉焼」がヒット。
朝7:30〜という朝早い時間帯ながら好調な視聴率となり、放送時間を拡大し、計8年半放送。
番組終了の理由は終末期の視聴率低下と思われる。
平成9年。「ふくしまスーパーJチャンネル」が開始。
単なるニュース番組から情報番組とのコンビの番組内容にする、「夕方ワイド」化の波に乗りスタート。ゴジてれより5分早い放送開始時刻とした。
また、震災後「ドミソラ」の放送を開始し、「目玉焼」以来となる土曜朝情報番組として放送された。
そして、打倒「ゴジてれ」を目指し、「ドミソラ」を打ち切りにして、県内民放初のFCTに対抗する、16時台ローカル情報番組「福島まるごとライブ ヨジデス」を開始した。当時テレ朝系の場合、16時台は大半がドラマの再放送枠であったため、非常に先進的な取り組みであったことが伺える。
また、マンモスフリーマーケットをはじめとするイベントも積極的に展開した。
編成面でも深夜帯にバラエティ豊かな番組を編成。深夜帯向けの自社制作番組も数多く制作され、放送されている。
TUFテレビユー福島
1983年6月20日開局 福島市西中央 6 TBSテレビ系列
◆開局から6年
開局の慌ただしさが残る中、昭和に3冠を獲得した週もあった中での改元。
しかし、最後発として厳しい経営状況が続いた。
そのなかで、平日朝の情報番組という立ち位置を確立し(まるとくシリーズ→グーテン→はぴスタ→げっきんチェック)放送を続けているが、再放送企画が多いことや、市内や県北地区完結の回が度々あることなどからも、現在も厳しい予算状況の中制作していることが伺える。
同局の平成といえば、音楽番組「パロパロ」シリーズがヒット。
編成でも度々、数時間に渡るライブ映像放送の特番が組まれるなど人気を博した。
ライブイベントも何度も行われ、県内民放の中でも特に長寿の音楽番組として放送された。平成22年春にパロパロシリーズは終了したものの、何度か復活版が放送された。
平成27年秋にレギュラー番組として放送再開。平成を駆け抜けた番組と言えるだろう。
また、震災後の「キラリ☆ふくしま」シリーズなど、ゴールデンタイムに定期的に自社製作番組を編成することも同局の特徴。19時台にドキュメンタリーを放送した事例などもある。
FTV福島テレビ
1963年 4月 1日開局 福島市御山町 8 フジテレビ系列
◆開局から25年
オープンネットで東京4局の番組を自由に編成できた時代が終わり、1局1系列の時代へ。福島テレビはフジ系・TBS系のクロスネットから、フジ系のフルネット局となった。
視聴率は元年から6年まで、3冠時代が続いたものの、平成7年、FCTに3冠全てを奪われた。
平成の間、途中3冠を獲得した年があったものの、平成のはじめ毎年3冠を獲得していた同局は、フジテレビの不調も影響し、平成の終わりはFCTが立て続けに3冠を獲得することとなった。
夕方は「テレポート」を番組名につけたワイド番組をいくつも放送。
平成12年まで放送されたのち、平成30年に「FTVテレポートプラス」として復活した。
ゴールデンタイムには毎週自社製作のカラオケ番組「弦哲也のカラオケグランプリ」を放送。カラオケ番組として異例の高視聴率を叩き出した。
昭和から放送されてきた「サタデーふくしま」は「サタふく」と番組名を変え、1900回を超える放送回数を重ね続け、平成を駆け抜けた。
平成31年4月に社屋移転。
新社屋から放送を開始し、愛称「福テレ」を設定した。
パロパロ!サタふくとか!
時間が足りませんでした!
後日書き足します!ごめんなさい!
福島県民放年表
(マスター更新等は正確な調査が難しいので割愛)
1989年〜93年(平成元年〜5年)【後発2局(KFB・TUF)地盤固めの期間】
1989年(平成元年)10月2日
【KFB】平日夕方「KFB600ステーション」が放送開始。放送時間は18:00−18:56。
「KFBニュースシャトルANN」の後番組。
1990年(平成2年)2月
テレビユー福島から当時24週調査であった、ビデオリサーチ社の視聴率調査を現在の52週調査へ移行することの提案が行われるも 、FCT、KFB、FTVの三社が費用的な面などを挙げた上で消極的な態度を取り、実現せず。(1997年春季より実現)
1990年(平成2年)4月2日
【TUF】「ニュースの森ふくしま」が放送開始。放送時間18:00−19:00(18:30−19:00 ローカル)。2005年3月25日放送終了。
開局以来放送された「ワイドユー福島」の後番組。
1990年(平成2年)4月7日
【KFB】土曜朝「あいうえお天気目玉焼」が放送開始。
放送時間は7:30-8:00。同年4月23日から活動を始めた、日本初の民間通信衛星「SNG」とお天気を活かした情報番組。
県内各地からの生中継をはじめ、はがき、FAXを通じた双方向の番組であった。
「小玉みい子の朝はいきいき!(放送期間3年9ヶ月・全194回)」の後番組。
口に出して言いたくなるタイトル「あいうえお天気目玉焼き」!というタイトルが特徴。池田アナも出演していました。というか、目玉焼きって。
【KFB】「ふくしま自然百景」が放送開始。放送時間は土曜9:45−10:00までの15分間。
福島の自然の再認識・再発見をテーマに「音楽とナレーション」のみで構成され、名所、旧跡、街、公園など、同年度に51本が製作された。
1993年に第二部を製作。全50本。首都圏の独立局やCS等へ番販された。
1990年(平成2年)10月6日
【KFB】週末夕方に「KFB530ステーション」が放送開始。放送時間は17:30−18:00。
1993年3月28日終了。
1991年(平成3年)4月1日
【KFB】平日夕方「KFBステーションEYE」が放送開始。放送時間は18:00−18:56。
「KFB600ステーション」の後番組。1992年3月27日、放送期間1年間で終了。
1991年4月6日
【FCT】「プラス1ふくしま土曜ワイド」スタート。
1991年(平成3年)4月6日
【KFB】土曜朝「あいうえお天気目玉焼」が放送時間拡大。
番組名も「あいうえお天気目玉焼Lサイズ」に。放送時間は7:00-8:00。
91年1月−3月期の平均視聴率は11%と好調であったことからも、開始1年で番組拡大に踏み切った。
拡大後の1991年も平均視聴率は更に伸び、13.9%。
開局後の不安定な経営状態からの脱却へと向かっていた同局にとって、後押しとなるような「目玉番組」へと成長した。
放送時間拡大後も新企画を取り入れた。目玉焼体操や、ローカル列車の旅、物々交換など、長寿番組として土曜の朝に君臨した。
1998年9月26日放送終了で計8年半放送。目玉焼きってなんだろう。
1991年(平成3年)10月1日
【KFB】開局10周年
【KFB】5日(土)開局10周年特別編成
7:00−8:00
・10周年スペシャル「あいうえお天気目玉焼Lサイズ」〜日本列島早朝カメラリレー〜(北海道テレビ放送・青森朝日放送・新潟テレビ21・静岡朝日テレビ・鹿児島放送 制作協力)
9:45−11:25
「徹底討論・どう生きる国際化時代〜210万県民への提言〜」
司会・小玉美意子
同局が初めて手がける討論番組。
13:00-14:00
「再検証、火山列島・磐梯山破裂にみる自然の脅威」〜磐梯山噴火の可能性は?〜
同年6月3日に長崎県雲仙・普賢岳大噴火による火砕流で、報道陣が多数死亡。
これを踏まえ、県内の活火山噴火の可能性などを地震学者の解説を交えながら構成。
開局5周年特番の磐梯山噴火に関する番組を活かしながら制作された。
14:30-16:00
・おかげさまで10周年「目玉焼大感謝祭」〜飛び入り歓迎、世紀の大くつなげ大会〜
磐梯山麓より生中継。
1992年(平成4年)3月30日
【KFB】平日夕方「ふくしまニュース1番街」が放送開始。放送時間は18:30-18:56。「KFBステーションEYE」の後番組。同局初の独立したローカルニュース番組。また、同年からテレ朝系列のドキュメンタリー番組「テレメンタリー」の制作・放送が開始。
1993年(平成5年)4月
【FTV】「FTVテレポート」が日曜版を開始。放送時間は17:30-18:00。
1993年(平成5年)4月3日
【KFB】週末夕方に「KFBステーションEYE」が放送開始。放送時間は前番組同様17:30−18:00。「KFB530ステーション」の後番組。
1994年(平成6年)4月
【TUF】現在まで続く平日朝情報番組のはじまりとなる「マル得ふくしま生放送」が放送開始。
1994年4月−1998年3月「マル得ふくしま生放送」
1998年4月−1999年9月「マル得ふくしま」
1999年10月−2006年3月「まるとく」
1994年〜2000年(平成6年〜12年)【福島にも押し寄せる夕方ワイド化の波】
1994年(平成6年)10月3日
【FCT】同年9月まで18:00-19:00で放送されてきた「NNNニュースプラス1ふくしま」を終了し、新番組「ゴジてれシャトル(月−金 17:00-19:00)」を開始。
平成12年4月時点で NHKを含む県内5局で常にトップであった。
県内民放初の2時間夕方ワイドとして放送され、東北地方でも特に先行した取り組みであった。番組タイトルの「ゴジてれ」は現在放送中の「ゴジてれChu!」まで受け継がれている。
1995年(平成7年)
「ふくしま国体」開催。1県でほとんどの競技を完結させる完全国体。
NHK、FCT、KFB、TUF、FTVの県内テレビ局5局が共同で放送体制を組み、中継素材を各社に分配することで、効率的で予算を押さえた利点の多い体制であった。
1995年(平成7年)4月
【KFB】土日放送の「KFBステーションEYE」の放送時間が日曜のみ5分縮小。放送時間は17:30−17:55。
1995年(平成7年)4月3日
【FCT】「ゴジてれシャトル」の放送時間を3分拡大。
全曜日16:57-19:00放送に。
1996年(平成8年)7月1日
【FTV】「FTVテレポート(月−金18:00-18:55)」の派生版新番組として、情報番組「FTVテレポート525(月−金17:25-18:00)」を開始。「FTVテレポート」同様、ニューススタジオから放送。
1996年(平成8年)10月20日
衆議院選挙制度が、中選挙区制から小選挙区比例代表並立制へ移行後初の総選挙。
選挙区で落選した候補者が比例代表で復活当選するなど、選挙区での単なる落選だけでなくなったことからも報道でも混乱が見られた。
1997年(平成9年)3月31日
【FCT】「ゴジてれシャトル」の放送時間を2分拡大。
全曜日16:55-19:00放送に。
【KFB】「ふくしまスーパーJチャンネル」放送開始。
当初の放送時間は16:50−18:57。「ゴジてれシャトル」より5分早い放送時間で編成した。
番組当初のテーマは「楽しく、分かりやすく、見て得する」を基本に、ニュースだけでなく、料理などの生活情報や中継を多用した各地の観光情報や、FAX、はがき、メール、プレゼント、クイズなどで視聴者との双方向化を図った。
1991年10月札幌テレビ「どさんこワイド」の成功で、日テレ系を中心に夕方ワイドが全国的に広がった時期で、FCTの「シャトル」やFTVの「テレポート525」など県内でもワイド化が進んでいた。
同局でも以前ワイド化の話が持ち上がってはいたが時期尚早と見送られていた。
テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」放送開始に伴うもので、以降現在まで16:50−19:00の時間の中で数分程度、放送時間の拡大縮小を繰り返しているものの番組としての放送時間はほぼ同じ。時期によりローカル枠の増減が大きい。
ふくしまラーメン道などの長寿人気コーナーもある。
現在は月−木16:50−19:00 金16:50−18:55に放送されている。
現在、17:36−17:53はローカル第1部、18:15−放送終了まではローカル第2部として放送。それ以外はテレ朝から全国ニュースをネット受け。(番組名のJの由来は...)
【FTV】「FTVテレポート525」の放送時間を5分縮小。月−金17:25-17:55放送に。
また、「FTVテレポート(月−金18:00-18:55)」を終了し「FTVニュース555 テレポート ザ・ヒューマン(月−金17:55-18:55)」を開始。
フジが新番組「FNNニュース555 ザ・ヒューマン」を開始するのに伴うもの。(フジが1年で終了しスーパーニュースとなったが。)
1997年(平成9年)3月31日
ビデオリサーチ社の福島地区視聴率調査が年間24週から、現在の年間52週に。
先述の通り1990年2月頃に視聴率調査を52週へ移行しては、というテレビユー福島の提案を民放3局(FCT福島中央テレビ・KFB福島放送・FTV福島テレビ)が蹴ったものの、1995年春ごろから福島中央テレビが積極的な態度をみせたのを皮切りに、協議が行われ、県内民放4局の同意の上で開始された。
移行のメリットとして挙げられたのは、県内広告投下量の拡大等につながるというもの。
1997年(平成9年)4月14日
【FTV】日曜朝9:00−放送されてきた「弦哲也のカラオケ選手権」をゴールデンタイムに昇格し「弦哲也のカラオケグランプリ(月19:30-20:00)」が開始。
視聴者参加型カラオケ番組。10人勝ち抜きで1年に一度行われる、グランドチャンピオン大会への出場権が獲得できた。
民謡等を除き、ジャンルは自由。幅広い世代が出場し、毎週ゲストで有名演歌歌手も登場。
レコード会社や弦哲也を含めた3人が審査員となり、現時点チャンピオンと挑戦者のどちらが上手な歌であったかを評価。2人以上が支持したほうが勝ちとなる。
放送開始当初は県内民放で多くのテレビCMを放送し、ホテルハマツや冠婚葬祭業を行っていたはまつグループが冠スポンサーとなり、放送枠「はまつアワー」として放送。
はまつアワーは従来テレ東番販やSMAP×SMAPの放送枠とされてきたが、放送開始に伴い、自社製作用冠スポンサーとなった。
本来同時間帯ではネプリーグを放送していたが、ネットせずに放送されていた。(2005年より遅れネット土曜夕方に遅れネット開始)2004年の同番組年間平均視聴率は10.4%同年の平均視聴率はFTVが3冠となった。
1998年(平成10年)9月26日
【KFB】土曜朝の「あいうえお天気目玉焼Lサイズ」放送終了。
シリーズ総放送回数全434回。平均視聴率が18%台となる週もあった。
1992年4月−95年3月の平均は毎年度11%台。
初回から最終回までの番組全体の平均は9.7%
1998年(平成10年)3月30日
【FTV】平日・土曜夕方に新番組「テレポート(月−金17:25-17:55 土17:25-18:00)」をスタート。平日5時台「FTVテレポート525」の後番組。
1999年(平成11年)10月4日
【FTV】平日・土曜夕方の「テレポート(本編を含む3番組のコンプレックス)」を平日のみ拡大。平日17:25-19:00に。
以降に続いていた19時までの番組を内包。(2000年春まで)
・17:25-18:00 「テレポート」
・18:00-18:55「FNN FTV テレポート ザ・ヒューマン」
・18:55-19:00 「お天気リポート」
2000年(平成12年)4月3日
【FTV】平日夕方に「Lばんテレポート」を開始。放送時間は平日17:00-19:00。前年10月に大幅拡大した「テレポート」を更に大幅拡大し、番組名を新たにしたもの。
・17:54-18:45頃にニュース「FTVスーパーニュース(月−土)」を内包。
右手の人差し指、親指を伸ばした、「L(エル)」のポーズとともに、たえこママの料理コーナーなどが人気を博した。たえこママは現在も同局の各種番組に度々出演している。
2001年〜2010年(平成13年〜22年)【FTVの安定と平日編成の転換期】
2002年(平成14年)4月
【FTV】土曜昼の情報番組「サタデーふくしま」をリニューアルし、番組名が「サタふく」に。
【FTV】平日夕方の「Lばんテレポート」を6分拡大、平日16:54-19:00放送に。
2003年(平成15年)3月31日
【FTV】平日夕方に「Lばんスーパーニュース」を開始。平日16:54-19:00。
同時間で放送されていた、平日夕方情報番組「Lばんテレポート(内包「FTVスーパーニュース」)」の後番組。土曜は「FTVスーパーニュース」のままとした。
同局クロスネット時代から数えること29年超、使用されてきた「テレポート」の冠を外すこととなった。
2003年(平成15年)4月
【FTV】「サタふく」内にて「いぐさひできの自転車でGO!」がスタート。福島市御山のFTV福島テレビ本社前から、同局アナウンサー(当時)の藺草英己が折りたたみ自転車にのり、県内全市町村(平成の大合併前の旧90市町村)をめぐるコーナー。
藺草アナの人間性や旅を通じたアクシデント、往年の名曲を使用した編集や番組スタッフとの掛け合いなどが人気となり、番組史に残るコーナーとなった。
【KFB】5日、伝説の深夜番組「でんきくらげとしびれふぐ」放送開始。
放送時間は土曜2:35−2:40。深夜帯のため放送時間が変わることもあり。低予算とローカル色が強かったものの、シュールさが受けネットなどで話題になった(らしいです)
(同年9月27日放送終了。息切れ状態かつ大人の事情らしい、Wikipediaがめちゃくちゃ詳しくて面白いのでこちらから。KFBの編成が面白いのはこの時代から同じ。)
動画も観れますよ!▼
2004年(平成16年)10月11日
【FCT】この週より、金曜の「ゴジてれシャトル」の放送を終了し、「ゴジてれ金曜スタイル」を放送。月−木は従来どおりとし、金曜日の放送時間を1分拡大して、16:54-19:00放送とした。
コーナーも金曜を意識したタイトルで、差別化された。
2005年(平成17年)3月28日
【TUF】「イブニング・シックス」が放送開始。
TBSの「ニュースの森」終了に伴うもの。放送時間は17:50−18:55(ローカルは18:16以降)
2006年(平成17年)4月3日
【FCT】「ゴジてれシャトル」の放送時間を5分拡大。月−木16:50-19:00放送になった。
【TUF】平日朝情報番組「グーテン」放送開始。放送時間は月−金9:55−10:20で「まるとく」の後番組。
番組名は「グッド」「10(テン)」から。2011年9月30日放送終了。
2007年(平成19年)4月2日
【FTV】平日夕方の「Lばんスーパーニュース」を終了し、「FTVスーパーニュース」となる。放送時間は同じく月−金16:54-19:00。
2007年(平成19年)10月1日
【FTV】平日夕方「FTVスーパーニュース」の放送時間を2分拡大。
フジ「スーパーニュース」拡大に伴うもので、放送時間は月−金16:52-19:00。
2008年(平成20年)3月31日
【FTV】平日夕方「FTVスーパーニュース」の放送時間を1分縮小。
17時台ローカル廃止に伴うもので、放送時間は月−金16:53-19:00。
2008年(平成20年)9月27日
【KFB】毎週第3土曜1:25−1:55の30分番組「深夜妄想族」放送開始。
番組当初のコンセプトは「夜のFUKUSHIMAを舞台に妄想族が大暴走!ディープな夜を貴方にお届けするバラエティ番組」として、福島の変わった趣味を持つ人を訪問していた。2014年3月21日放送終了。
2009年(平成21年)3月30日
【TUF】「TUF NEWS-f」が放送開始。
1年で終了したTBSの「総力報道!THE NEWS」の放送時間17:50−19:50に内包されていた。ローカルの放送時間は18:05−18:45。2010年3月29日放送終了。
2009年(平成21年)9月28日
【TUF】ローカルパート「TUF NEWS-f」の放送時間が5分前倒しになり18:00−18:40に。
2010年(平成22年)3月29日
【TUF】「TUF NEWS LIVE スイッチ!」が放送開始。TBSの「総力報道!THE NEWS」が一年で終了したことに伴うもので、当初の放送時間は18:15-18:55。
曜日によって放送時間が19:00までになることがあった。
「TUF NEWS-f」の後番組。2016年9月30日放送終了。
2010年(平成22年)4月19日
【FTV】「弦哲也のFTVカラオケグランプリ」を30分拡大。毎週月曜19:00−20:00となり、弦哲也が福島県内を旅する新コーナー「ふくしま弦気旅」がスタート。
2011年〜2019年(平成23年〜31年)【東日本大震災、そして情報番組の蔓延と夕方ワイドの激戦期】
2011年(平成23年)5月9日
【FTV】東日本大震災後休止していた、「弦哲也のFTVカラオケグランプリ」の特別番組「弦哲也のFTVカラオケグランプリ 弦気になろう!ふくしま!」を放送。番組内で弦哲也自ら番組の一時休止を宣言。これをもって放送終了となった。
2011年(平成23年)10月3日
【TUF】平日朝情報番組「はぴスタ」放送開始。
放送時間は前番組同様9:55-10:20までの25分間。震災から半年でスタートした番組。
テーマソングは「happy life generator」
2012年(平成24年)4月6日
【TUF】「はぴスタ」が金曜日のみ9:55−10:50までの55分間に30分拡大。
2012年(平成24年)4月7日
【KFB】「あいうえお天気目玉焼」シリーズ以来となる、土曜朝の情報番組「ドミソラ」が放送開始。放送時間は土曜9:30-10:00。タイトルは「土曜日の美しい空」から。ぺんぎんナッツやあばれる君などのタレントも多数出演した。
2016年4月2日から「ドミソラ2」に改題。
2017年4月の平日16時台情報番組「ヨジデス」開始により終了。5年間放送された。
2012年(平成24年)10月1日
【FTV】平日夕方「FTVスーパーニュース」の放送時間を3分拡大。
放送時間は16:50-19:00に。
【TUF】「はぴスタ」が金曜日に加え、水・木曜日も9:55−10:50までの55分間に30分拡大。
2014年(平成26年)1月
【FTV】平日夕方「FTVスーパーニュース」に斎藤気象予報士が出演開始。
2014年(平成26年)10月3日
【KFB】Silent Sirenの冠番組「サイレントサイレンと。」放送開始。グループメンバー・吉田の出身地である福島県内をメンバーがめぐる15分番組、全12回。
系列局はじめMX2などでも放送され、ファンなどからも人気な番組だった。12月19日放送終了。放送終了後も1度、30分スペシャルを放送。
2015年(平成27年)3月30日
(土日も同番組名で放送)
同年の18時台、年間視聴率は8.1%でFCTと2.0ポイント差となり民放2位。
「FTVスーパーニュース」の後番組で、フジが「みんなのニュース」を開始させることに伴うもの。
ドラマ再放送枠を廃止し放送時間を拡大、15:55-19:00放送に。
フジの16時台をFNNで唯一ネット受け。しかし、3ヶ月で終了し2015年6月29日以降は16:50−19:00放送に戻した。
【TUF】平日朝「げっきんチェック」放送開始。
前番組から放送時間が30分拡大し、平日9:55−10:50。
2015年(平成27年)6月29日
【FTV】先述の通り、この週よりフジ「みんなのニュース」16時台のネット受けを打ち切り、16時台をドラマ再放送枠に。放送時間は16:50−19:00に。
2016年(平成28年)10月3日
【TUF】「Nスタふくしま」が放送開始。放送時間は18:15-19:00
「TUF NEWS LIVE スイッチ!」の後番組。
2017年(平成29年)4月1日
【TUF】土曜夕方に「げっきんチェック」の土曜版「土曜日も!げっきんチェック」放送開始。放送時間は17:00−17:30
2017年(平成29年)4月3日
【KFB】夕方16時台ワイド「福島まるごとライブ ヨジデス(月−金 15:50-16:50)」を開始。FCT以外の局の自社製作で16時台は初。
逸見政孝の息子「逸見太郎」を起用し、局内に新たにスタジオを設置し、照明等も新調して放送。
新番組ということもあり改編期のたびに小改編が行われており、視聴者参加プレゼントコーナーやロケコーナー、出演者の変更やニュースコーナーの導入、料理コーナーのリニューアル、テロップ演出等2年間で多数の点が変更されている。
【TUF】「げっきんチェック」の放送時間が全曜日30分縮小し、放送時間が9:55−10:25に。
2018年(平成30年)4月2日
【KFB】平日16時台情報番組「福島まるごとライブ ヨジデス」の放送時間を5分短縮。開始時刻を5分遅らせ月−金15:55−16:50となった。
【FTV】平日・土曜夕方に「FTVテレポートプラス」を開始。放送時間は16:50−19:00
フジの「みんなのニュース」終了、FTVの開局55周年のため。
番組フォーマットは概ね前番組「FTVみんなのニュース」と同様。
全国の地方局での夕方ワイドの番組名は、キー局に準じる形とすることが多いが、FTVはフジの新番組「プライムニュースイブニング」の開始に番組名を合わせない形とした。そのうえで、前述のFTVの夕方ワイドに長年用いられてきた「テレポート」の番組名を復活させる運びに。
2018年の年間平均視聴率は10.9%でFCTの10.8%と0.1ポイント差で首位に。
日曜はフジの「プライムニュースイブニング」をそのまま使用する。
2018年(平成30年)10月
【TUF】「げっきんチェック」放送時間拡大。放送時間が9:55−10:45に。
ただし、番組の後半をテレビショッピング「TUFカイモノラボ」を内包させていることから、実質的な放送時間が増えたとは言い難い。
2019年(平成31年)4月
【FTV新社屋移転や4月改編について詳しくは以下のリンクから】
fukushima-anitv.hatenablog.com
【FTV】1日、新社屋に移転。
朝5:20から5分間の特別番組にて愛称「福テレ」を発表。ウォーターマークも「FTV」から「福テレ」に。
マスター変更等に伴い時刻表示等も新たに。
【FTV】1日、「FTVテレポートプラス」から「テレポートプラス」に番組名変更。
愛称「福テレ」設定に伴うものと思われる。また、放送時間も16:45−19:00に5分拡大。ロゴは、FTVの文字を削ったものを使用。若干バランスの悪いロゴとなった。
冒頭5分はローカルパートとした。それ以外の番組フォーマットは概ね同様。
【FTV】「サタふく」放送時間拡大。番組ロゴ変更。
いかがでしたでしょうか!
一番大きな出来事といえばアナログからデジタル放送になった平成。
中テレくん、ときまる、ロッキュン、ふくたんの局ごとのキャラクターが誕生したのも平成でした。
編成を見ると、アニメ放送やバラエティの再放送なども減少し、ニュース番組が拡大し、情報社会になった30年と言えるのではないでしょうか。
新元号「令和」のテレビはどうなるのでしょうか?
「令和」のテレビも楽しみにして平成最後のブログ更新にしたいと思います。
随時更新していきますので是非気が向いたらご確認くださいね。
今回の記事は以上です!お読みいただきありがとうございました!
主要参考文献
・福島テレビ30年史
・福島放送の20年
・FCT写真で綴る30年
・TUF10年のあゆみ
・ローカルテレビの60年 地域に生きるメディアの証言集 森話社
ほか