FTV福島テレビ「テレポートプラス」グラフ問題について
FTV福島テレビ(福テレ)で放送されている夕方ワイド「テレポートプラス」内でグラフの表現が適切ではなかったことについて、20年9月21日(月)18時台の放送で行われたお詫びと追加説明をなんとなーく書き起こしました!(放送が観れてない方もいるかも知れませんので!)
録画など行っておらず、Twitterで動画を上げられている方の内容に基づき書き起こしたために、一部、冒頭の放送内容が書き起こせていませんが、実際に視聴していて以下のような流れでした。
〈なお同日 公式に同様の文章で、発信がありましたので冒頭の放送内容を追記しました。〉
番組の流れ
18時台「福テレ防災ラボ」はコロナ関連の内容は行わず、本来の天気ネタ限定で放送。いつもよりなんだか粛々とした感じ。
(コーナー打ち切りという意味ではなく…)コーナー終了のあいさつで、斎藤気象予報士は深々とお辞儀(意味深)。
そこから、豊嶋アナが1人でカメラを向き、先日番組で放送した、白河市の「思いやり条例」に関する内容について…という触れ込みで説明を開始。
番組内で使用した、誤解を招くグラフをフリップ形式で提示しながら。
豊嶋アナウンサー「9月17日の空ネットのコーナーで白河市の「思いやり条例」についてお伝えした際に、誤解を招く表現がありましたので改めてお伝えします。
今回の放送では、大阪大学の三浦教授などが「新型コロナに感染した人がいたら本人のせいだと思うかどうか」日本を含む5カ国の市民に聞いた結果をご紹介しました。
ただ、放送したグラフは0%ではなく80%から始まっていて、日本では「思う」と回答した人が大半を占めているように見える表現となっていました。
したがって、割合を示すグラフは省略をせずに、このように全体を表示する必要がありました。」
ここで、新たに作成したグラフ軸が0%から始まっている場合のグラフから構成される、フリップを提示。
本来番組で使用したグラフと比較して、その他以下の変更が加えられている。
豊嶋アナウンサー「改めてお伝えしますと、日本で新型コロナへの感染は本人のせいだと思うと回答した人は15.25%(当該項目を指で示す)
…全体的に見ると少数派ですが、他国と比較すると多い結果で、これを踏まえた上で誰もが新型コロナに感染する可能性があること、そして感染した人が悪いわけではないとお伝えしようと思っていました。
今回の放送に関しましては、調査を行った大阪大学の三浦教授から「グラフは誤解を招く」とのご指摘をいただいております。ご迷惑をおかけしました。
そして、視聴者の皆さんにも誤った印象をもたせてしまったこと、改めてお詫びいたします。」
〈以上、書き起こし〉
放送内容について、うやむやにせずしっかりとお詫びと説明をしたのは、良い判断だったのではないでしょうか。
とはいえ、非常に誤解しやすい表現を行ったのも事実です。
これからは、より適切なデータ活用に期待していきたいですね。
9月17日の空ネットのコーナーで新型コロナウイルス感染者への思いやりについて取り上げる際に作成したグラフで誤解を招く表現がありましたので視聴者のみなさまにご報告とお詫びを申し上げます。 #空ネット #テレポートプラス pic.twitter.com/ODFIglrsHS
— 福テレ空ネット (@ftv_tenki) 2020年9月21日